大阪の中心部にある国立国際美術館
薔薇の庭園近くの陶磁器専門の美術館
近くには水都・大阪のシンボル、中之島公会堂があり、美術館が所在している中之島公園はバラの名所としても知られています。この美術館は旧・安宅コレクションを基にしており、住友グループから大阪市に寄贈された品々を中心として1982年に開館しました。
国宝と重要文化財、重要美術品をそれぞれ数点以上含むコレクションは充実しており、伝統的な商人の豊かな文化に対する伝統を受け継いでいることがわかります。
天目茶碗は国宝級の逸品として広く世に知られていますが、ここには国宝の油滴天目茶碗が所蔵されており、目玉の一つとなっています。
年に数回は特別展が開催され、収蔵品の他にもテーマに沿った出展の数々が訪れる人の目を楽しませてくれています。
足の不自由な人に対するバリアフリー化も進められており、用意されている大型のエレベーターは誰でも使えてとても便利です。
館内は3階建てで、テーマ別の常設展示がメインですが、前述の特別展が2階の企画展示室を中心に行われています。
青磁を中心とするコレクションはレベルの高い水準で、中国及び朝鮮半島の高い作陶技術を偲ぶことが出来ます。
繁華な大都市・大阪の知られざる文化・観光スポットとして多くの人に知っていただきたいです。
ナビ