高岡市美術館
高岡市美術館の紹介をします。
高岡市美術館のもとは、昭和26年の高岡産業博覧会の際に建築されたパビリオンでした。博覧会後、このパビリオンが公立美術館として整備され、戦後にもっとも早く設立された公立美術館のうちの一つとなりました。そののち昭和45年には、名称を「高岡市立美術館」に改め、平成6年になると、施設の狭隘化のために建て直し、「高岡市美術館」として新規オープンしました。
収蔵作品は、高岡が銅器の町であることから、金属工芸、金属造形について、全国的・世界的な視野に立ち、幅広く収集され、同時に、将来性のある若手作家の作品をも意欲的に集めています。
また、金属工芸のみに留まらず、漆芸、絵画、彫刻などあらゆる美術工芸作品で、郷土に影響を与えたか、郷土に関係の深い作家の作品を収集しています。
例を挙げると、須賀松園の「攀龍文大花瓶」、横山彌左衛門の「武人文大香炉」、増山長三郎の「羅漢図金銀象嵌大飾皿」、梶田半古の「比禮婦留山」など、見ごたえのある美術品が収蔵してあります。
一度は来て損のない美術館です。
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